1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が起こった日です。
昨日8/31の読売新聞の記事に、非常持ち出し品についての特集記事が掲載されていました。
災害はいつどこで起こるかわからない時、
赤ちゃんがいる家庭は普段からママバッグを防災化しようというものです。
実際に東日本大震災の被災者支援に取り組む一般社団法人
「スタンド・フォー・マザーズ」が企画したワークショップの特集より、
記事の内容を抜粋してみました。
<ママバッグに入れておくと便利なもの>
- ■母子手帳・健康保険証のコピー
- ■着替え
- ■携帯トイレ
- ■ホイッスル
- ■家族や親族らの電話番号メモ
- ■レジ袋
- ■ペットボトルか水筒
- ■ミルク、ベビーフード、おやつ
- ■生理用品
- ■子供用爪切りばさみ
でも、ただでさえ重くなりやすいバッグの容量は最小限に留めたいですよね。
ポイントは、
小型で軽く、使途の広い物を選ぶことなのだそう。
例えば、レジ袋は水が使えない状況下で傷の手当に手袋代わりに使え、
子供用の爪切りばさみで切り開いてタオルなどをあてれば、
おむつの代用品にもなるというもの。
確かにレジ袋は小さくまとめて置けば複数個カバンに入れておいても
かさ張らないですね。
実際に被災された方々の体験をもとに作成されたという
「スタンド・フォー・マザーズ」の「防災ママブック」も
興味があります。
また、下記は
普段の自宅用の非常持ち出し袋について、読売新聞がまとめたもの。
<非常持ち出し袋>
- ■携帯用飲料水
- ■食品(カップ麺、缶詰ビスケット、チョコレートなど)
- ■貴重品(預金通帳、印鑑、現金など)
- ■救急用品
- ■軍手(厚手の手袋)
- ■懐中電灯
- ■衣類(セーター、ジャンパー類)
- ■下着
- ■毛布
- ■携帯ラジオ・予備電池
- ■マッチ・ろうそく(水にぬれないようビニールでくるむ)
- ■使い捨てカイロ
- ■ウェットティッシュ
- ■筆記用具(ノート、えんぴつなど)
- 小さな子供のいる家庭は
- ■ミルク
- ■紙おむつ
- ■哺乳瓶
- 高齢者は
- ■マスク(狭い避難所内などの感染症防止)
- ■お薬手帳(薬の名前がすぐわかる(持病の薬も含めて持ち歩く))
1度は見ておきたいオススメサイト
また、
「地震 ITSUMO(イツモ)ノート」という
寄藤文平さんのイラストでわかりやすくまとめられたサイトがあります。

今から16年前に兵庫県南部を襲った「阪神・淡路大震災」の被災者167人の声から得られた防災の教訓や知恵、技のアーカイブサイトです。(サイトより抜粋)
このサイトはPDFでもダウンロードできるので、
スマホなどに是非入れておきたいですね。ダウンロード出来るのは下記に。
<地震イツモノート>
http://www.jishin-itsumo.com/category/note/
『地震イツモノート』は阪神・淡路大震災の被災者の声をあつめた本です。あの時、現地にいた方々が「どんなことを感じたのか」「何が必要だったのか」を知ることが一番の備えになる。そんな「キモチ」の防災マニュアルとして2007年に出版されました。(※一部抜粋されたものがPDFでダウンロードできます。 )
<地震イツモキット>
http://www.jishin-itsumo.com/category/kit/
防災の専門家や、体験者の方々にお会いする中で、実際に役に立つ防災アイテムやアイデアがまとまりました。『地震イツモキット』はそれらを、わかりやすく絵にしてシートにまとめたものです。(サイトより引用)
こういった便利なサイトがあるのだから、
私もちゃんと見て勉強しようと思います。
追記
東京都では、2015年9月1日から東京防災ブックを配布開始しました。
順次届くとのことなので、また改めて防災について考えたいと思っています。
東京防災ブック web版
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